誰かに評価されるために生きてるわけじゃない!
病気や貧困に悩まされている人に対し、「今までの行いが悪かったからだよ」と言っているの場面がよくある。しかし、本当は行いが悪かったから病気や貧困に悩まされるわけではない。
こういう事はないだろうか?
ある時は「正義に反する行いをするとバチが当たる」と言われているのに、
ある時は「悪い奴に限って上手くいく」という場面もあり、混乱する。
しかしある時は「良い奴が上手くいっている」という場面もあり、さらに混乱する。
それは、混乱するはずだ。
上手くいくかどうかは、正義に沿っているかどうかとは、関係がないから。
私たちは、(偉い人や天の上の存在など)何者かに行いを評価されるために生まれたわけではないのだ。
ただ、自分にとっての幸せを感じて楽しく生きていくのが目的だ。
だから、良い奴が得だとか悪い奴が得だとかいう話は気にしないで生きて良い。
病気や貧困に悩まされるというのは、今までの思考の産物なのだ。
現在の状況は、過去の思考がどうであったかという事しか、関係しない。
「悪い行いをするとバチが当たる」という話が出てくるのは自然な事だ。
自分が他人に、「悪い行いをするとバチが当たる」と言っておけば、その人が悪い行いをしなくなり、結果的に自分が安全になるからだ。
自分が安全になるためにはこの方法が手っ取り早い。
例えば、「悪い行いはしないでね」と言うだけでは、するな!と言われるとしたくなってしまうタイプが、あえてそれをするようになってしまうだろう。
見えない力や比較的大きな力があなたを懲らしめると言って信じ込ませてしまえば、楽なのだ。
なので、「悪い行いをするとバチが当たる」という言葉が伝えられている事実は、合理的な理由の元に起こってる事なので、受け入れるしかないです。
ただ、惑わされないようにしましょう。
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