いじめのリーダー格の言いなりにならなかった結果、、、
いじめのリーダー格の言いなりにならなかった結果、、、
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学校や職場に、リーダー格っぽい雰囲気を醸し出している人っていますよね。
「何となく逆らったらヤバそう」
「みんなその人に合わせてるし自分もそうしないとヤバそう」
ってな感じの人です。
「リーダー格」と書かれてこそないものの、そういった人っていますよね。
オーラなんでしょうか、背後霊なんでしょうか、実力(なんのだよ)なんでしょうか、様々だとは思いますが、、格付け的なものがメンバー内で決まってしまうのが動物としてやってきた私たちの定めなのかもしれません。
(まあ、その人がどんな雰囲気を持ってようが結局ただの人なんですけどね、、)
リーダーに従っていれば良い事もあるかもしれませんが、問題なのはそのリーダー的な人間が悪い感情の持ち主だったときです。
例えば、「いじめの主犯格」だったり「愚痴で人を蹴落とすのが好き」だったりする人です。
こういったのとつるんでいると、取り巻く周辺もすべて雰囲気が悪くなったり、品が落ちたりするものです。
で、前回の記事で「承認欲求」を捨てて良い!リーダー格に気に入られなくていい!と書きましたが、こういったケースで承認欲求を捨てるのが怖いと思う方もいると思うんです。
私として言いたいのは、「別に何も怖くない!」ということなんです。
これに関して、私事にはなりますが、今回は自分の学生時代の体験談を書かせてもらいます。
めちゃくちゃ気が合う人だった
私は当時クラスが同じLっていう人と仲良くやっていました。
趣味がほぼ一致してて、気が合って、話してて楽しくて、いつも遊んでいました。
この頃は、二人で遊ぶことが多かったような気がします。
こんな感じで仲良くやっていたので、半年くらい問題なくやっていました。
しかし、そのあと異変に気が付きます。
知られざる友人の裏側
私とLには共通の友人がいたりして、複数でつるむ事になります。
ただ、メンツ内の人間が、やけにLに対しては下手に出ている様子が伺えました。
複数でつるんでいるうちに気が付いたのですが、Lはどうやらこのメンツのリーダー格にあたる存在になっていたのです。
そのうち、太鼓持ちみたいなキャラがLに向かって、「やっぱLってリーダー気質あるよな」ってセリフを言ってから、メンツの中ではそれがより一層認識されていった様子でした。
Lは、もともと他人の愚痴を言う事が多い人でした。
メンツ内でLが愚痴を言うと、他の人は皆、同意していました。
太鼓持ちキャラが「Lの前だとビビッて何もできないくせに」とか言ってたりしました。
ただし愚痴の対象はメンツ内にも及んできます。
メンツの中の人が一人だけ帰ったとき、Lはその人に対して、「あいつうざいよな」と(理不尽な)愚痴を始めるのでした。
そして周りも相槌します。(滑稽でした)
ここまで来るともうメンツ内は次は自分の番かとおびえている状態、、
みんな、Lの機嫌を取ってるようにしか見えません。
メンツ内でいじめが起こる
こんな状態を続けているうちに、Lがメンツ内の人をいじる、という事がエスカレートしていきました。
そうしたら、みんな乗っかるんですよ。Lが誰かを笑えば他の人も笑う。
で、過度ないじりってもういじめじゃないですか。
気付けばメンツ内でいじめが起こっていたんです。
もうLを主犯格としてメンツの大勢がメンツの一人をいじめている構図だったんです。
この時私が何を考えていたかと言うと、「この人たち何してるんだろう」と不思議な生き物を見るような感覚でした。
「メンツ内でいじめをして、何が楽しいんだろう」
「この人たちって趣味の話じゃなくてこういう事の方が楽しいの?」
と不思議で仕方なかったんです。怒りではありません。どちらかというと興味です。
驚くことに、いじめられた人は、次の日もまた次の日も同じメンツ内に来るわけです。
私としてはこれが本当に不思議で、
(ひどいと思われるかも知れませんが、)
「いじめられるのが好きなのか?」と思ってしまったくらいです(笑)
(ひどいと思われるかも知れませんが、)
いろんな人がいるなぁと、もはや感心していました。
こんな感じで、私は異常に鈍感なので、
「仲良いメンツ=みんなが楽しい事をする」
ってことは、今いじめている側もいじめられている側もみんなが望んで楽しくてやってるのか!
という謎の理解をしていました。
なので、被害者加害者含め、変な趣味の人の集まりと捉え、いじめがあると、毎回滑稽なものを見るように見てたんですよ。
(今思えばわかります(笑)あの人達みんな悪い感情だった事が、、)
なんか巻き込まれそうになる
こんな感じで、非常に鈍感だった私に対して、ついに牙を向けられることになります。
リーダー格のLがなんと私を無視し始めます。
と言っても、しばらくは気付きませんでした。
それからさりげない攻撃が重なり、メンツの人たちの私に対する態度も変わってきました。
ここでやっと「あ、なるほどね(笑)」
と悟りました。
リーダー格のLが、次の照準を私に当て、メンツ全体で私をいじめようとしてきたのです。
どうやら私の、「Lの言いなりにならない態度」が気に食わなかったみたいです(笑)
しばらくしてから、Lの手下(もうこう呼んじゃう笑)が私に声をかけてきて、
「Lはお前に、言いなりになってほしいそうだ。Lの言いなりになっていればまたメンツに戻れると思うけどどうする?」
と言われました。
どうやら、Lが率いてるメンツには加入条件があって、その加入条件は「Lの言いなりになる」という事だったみたいです。
「Lを満足させる」事で、Lのメンツに入れるわけです。
こうなると、「Lのメンツ」ってなんだ?ってなるじゃないですか。
考えるほど滑稽に思えてきて、もはや”メンツ”って言葉だけで笑えてくるのです。
そのときはなんとか笑いを堪えて断りました。
私は今まで、ただL関わっていて楽しかったから一緒にいたので、Lを満足させることがメンツへの加入条件だったとは全く気づきもしていませんでした。
その時は楽しかったから全然良いと思っております。
相手からしても、趣味を合わせてくれる友達とでも思っていたのかもしれません。(偶然趣味が合っていただけなんですが)
当時は互いにWINーWINな関係だったのでしょう。
今となっては、趣味も違うし、相手からしたら言いなりにならないし、
LOSE-LOSEな関係になったというだけの話です。
メンツを抜け出した結果
何もせず気付いたら自然とメンツを抜ける事となったのですが、
リーダー格の言いなりにならなかった結果、
特に何も起こりません(笑)
本当何も起こりませんでした。
Lとしては私の興味を惹くために何かしていたのかもしれませんが、
私としてはLに対して興味自体がなくなっていたので、何かしてても気づかないんですよ。
結局全く違った感じの人とつるむ事になっていました。
そこでは、いじめも無く、互いに尊重し合えるような人間関係がありました。
「いじめする事が好きなメンツ」の中にいたので、「メンツにはいじめがつきもの」と思っていたのに対して、ここではその常識が覆されました。
それ以降、こういう感じの人とつるむ事も自然と多くなりました。
結局、言いなりにならないで待っていた現実は、良い環境でした。
体験談から言える事
ここで言えることは
・他人からどう思われているかなんてどうでもいい!
・その環境で気が合う人がいない、でも友達は欲しいなら、他当たれ!
まとめ
書き殴ったので読みづらかったらすみません。ちなみにLって仮名はLeader格だからLにしました。適当ですみません(笑)
結局、ああいう人たちに承認される必要はなく、むしろ承認されない方が都合良い!という体験談でした。
全員が全員、メンツを抜け出しても私のように何も起こらないとは言えません。
気を惹くために過度ないじめが来るかもしれません。
ここまで来たら事件なので、人の力を借りるか、逃げましょう。
ここだけが全てではありません。
ただ他の手下たちは愚かですよね、、、
いじめられてまで、そのメンツにしがみつこうとする、、、
バカバカしいですよね。
当時はそういう人たちを興味の目で見ていましたけど、後になって分かりました。
「集団の中にいると、その集団が世界のように見えてくる」という現象
学校などでいじめられると、もう世界の全員から嫌われたような気がしてしまう事があるんです。
実際その狭い世界を、出てしまえば狭い世界だったと気付くのに、出ないからそれに気付かないのです。
そのメンツが世界だ!と勘違いしていたから、頑張ってメンツにしがみつこうとしていたんですね、、
彼は早く別のメンツに当たった方が良かったと言えます。
別に嫌われても大丈夫です!
今辛い人は今の環境が全てだとは思わないで下さい!
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