転職先もまた同じ不満が出てくるのはなぜか?
職場に不満を抱いて、転職をした人が、転職先でも同じような不満を抱いている
という状況は多く見られます。(もちろん全ての人がこうなる訳ではありません)
この流れが起こるメカニズムを解明していこうと思います。
職場に不満を抱いて、転職という行動に踏み切ると、その後、また同じような状況を引き寄せやすいのです。
職場に不満を抱いて転職を決意する時、「この職場には嫌な事がある!」という思いが強いです。
安月給、上司の性格に難がある、同僚と合わないなどなど、たくさんの悪い要素挙げます。
この時点で、「こんな職場は嫌だなあ」という、ネガティブな感情を伴った思考をしているので、一層そのような環境を引き寄せる原因となります。
そして、転職をした後も、人々に転職した理由を告げます。
「〜が悪かった、〜が嫌だった」など、話すでしょう。
そうすることによってまた、そのような環境を引き寄せる事になります。
このようにして何度も、
「前の職場のような環境繰り返し体験したい」
という願望を発してしまっているのです。
これが、転職後も同じような状況に陥りやすいというメカニズムです。
もちろん、転職した全ての人がこのようなメカニズムに当てはまる訳ではありません。(ポジティブな感情を抱いて転職する人もいるので)
という事で今回は、ネガティブな感情を伴って行動をすると、ネガティブな結果を生み出してしまう例を挙げてみました。
次回は、「じゃあネガティブな状況からどう抜けだすんだよ!?」という疑問に答えていこうと思います。