「自分を曲げない」←これを誤解したらただの頑固オヤジ
「自分を曲げないのが男だ!」という言葉があり、この言葉に縛られてしまっている男性がすごくたま〜にいると感じています。すごくたま〜にです。
しかし、この言葉に絞らず、「自分を曲げない」という言葉でみると、縛られてしまっている人はもっと多いかもしれません。
「自分を曲げない!」と一言で言っても、一理あるが、時にそうとも言えなかったりします。
「他人から理由なく否定されても、それを気にしないで自分の決めた道を進む」
これは非常に大切な事です。昨日の記事にも書きました。
それに対して、
あまりに「自分を曲げるな!」と言われたもんだから、
「本当は自分が望むべきでないと気付いても、それに気づかないフリをしてそのまま、「決めたんだから!」と言って進める」という事をするのは、良くないと言えます。
上2つの違いが分かってもらえたでしょうか?
前者は、
「自分の気持ちに素直」
後者は
「自分の気持ちに嘘をついている」
と言えます。
他に後者の例を出すと、
部下から最もな指摘をされて、「自分も納得した」のに、プライドが許さず意見を曲げない上司もそうです。
「意見を曲げる事は格好悪い」というのは誤解です。
「意見を曲げるな!」とは、
「自分の気持ちに素直にいろ!」という意味が隠されているのに、
「意見を曲げるな!」を鵜呑みにしてむしろ逆の事をしてしまっている状態です。
そうなると、ただの頑固オヤジなのです。
意見を曲げる事は格好悪い事ではありません。
むしろ、間違えを認める事ができるカッコよさがあります。
まとめると、
「他人からの承認は求めず、自分の気分が良い方を選べば良い」
「自分の気分良い事ならば、他人の指摘に従っても良い」
という事です。つまりは、
気分良くいれば何でも良いという事です。(笑)