自分の選択には自信を持つしか無い!
例えば「性転換」をしようと決意した人がいたとする。
決意した理由は挙げればいくつもあるが、簡単に言うと、それをする事で自由になれると思ったからだ。
性的に縛られた状態から、解放され自由になりたかったのだ。
結果、その人は性転換を遂げたとする。
その後、多くの人に性転換を認めさせようとする運動を始めたとする。
その運動をしていると、多くの賛美の声が上がる。
「なんて素晴らしい方なんだ!」
「意志の強さに拍手を送る!」
しかし、どんなものにもアンチは出てくるので、
「その考えは間違ってる!」
と言う人も出てくる。
運動の一環で、こういう人達を説得しようと試みるが、なかなか厳しい。
気付けば、
「もっと多くの人からあなたの考えは正しいと言われたい!」と必死になっている状態だ。
いわゆる、承認欲求に縛られている状態である。
もともとは、自由になろうとして性転換をしたのに、
承認欲求という罠に縛られる結果となったのだ。
承認欲求は、基本誰しもが元々持ってるものなので、意識をしていないと、縛られる事になる。
自分がした決断は、他人に評価できるものではないのだ。
決断した過程を他人は理解できないからである。
例え、他人からアドバイスという形で批判を受けても、あなたがそれを聞いて「そうだったのか!」とキラキラした目にならいのだから、聞くべきアドバイスとは言わない。
他人から認めてもらうのは諦めるしかない。
心細いと思われるかもしれませんが、大丈夫です。
100%自分を肯定してくれる存在がいます。
それは自分です。
自分は、その決断に至った過程を知っています。
そんな自分が自分を認められなくては、もうどうしようもありません。
自分には、絶対的に肯定をしてくれる自分がついてます。
100人に否定されても、自分が肯定する力には敵いません。
ちなみに、頑固になって意見を変えるな!と言っているわけではありません。
もしもアドバイスを受け、「そうなのか!」となったら意見を変えて良いです。それは何もおかしなことではありません。
ただ、「理由もなく、他人からの肯定が欲しいからと言って、意見は変えなくて良い!」という事です。
という事で、
「自分の選択は、自分が認めてあげるしかない!」
という話でした。