うまくいく保証は外部に求めるな!
例えば自信がない人が、自分で自分を認める事が出来ないから、代わりに他の人に承認してもらおうとするという話はよく聞く。
アドラー心理学でもお馴染みの承認欲求の話だ。
こういった例については、他人に承認してもらったところで現実は変わらない。承認してもらったとて、一時的な満足に終わる。
という事だった。
この場合、自信をつけるアプローチがあるので、それをやってしまえば良い。
自信をつけるアプローチは、私も以前の記事で紹介した。
今回記すのは、
「何かを始めようとした時」の話。
やった事がない事に挑戦しようとしている人に向けてだ。
こちらはまた厄介で、やった事のない事=未体験、未知の領域なので、経験ゼロで完全な自信がある場合が事なんてなかなかないはずだ。
例えば、資格の勉強を始める事を例に取る。
会社に勉強しろと言われたのではなく、自発的に資格を取ろうかなと考えてる場合について考える。
取ったことない資格なら未知の領域だろう。
資格を取るときの勉強方法は自分で探すか編み出すかしなければならない。
なんなら、「そもそもこの資格の勉強をしてて良いことあるのか?」という疑問も浮かぶ瞬間もあるかもしれない。
はじめは未知の領域なので、外部に情報を取りに行く事は必須になってくる。
そういった時、いろんな情報が飛んでくるだろう。
「この資格は絶対に必要だ!」
「この資格を勉強しても仕方ない!」
「そもそも資格なんてのは取るだけ無駄!」
だったり、諸説が入り乱れた状態だ。
「この資格は絶対に必要だ!」という情報だけしか見てなくて、すんなり「勉強しよう」と思えたのなら、それはある意味ラッキーで偶然目にした情報が「この資格は必要説」で一致していただけで、探せば腐るほど反論の情報は出てくる。
特に厄介なのが、成功している人が、説を唱えている事だ。
成功している人の言葉には説得力がある。だからこそ、振り回されてしまいがち。
成功者の言葉が悪いといっているわけではなく、
成功者もそれぞれやり方があって、資格の話題1つとっただけで「取った方がいい説」「取らなくて良い説」いろいろ出てくる。なので、成功者の言葉を全て聞く事は出来ない。
と言う事を言いたい。
基本的に、
その資格を取った成功者は「取るべき」と言うだろうし、
その資格を取らなかった成功者は「取らなくて良い」と言うだろう。
理由は簡単で、「それで成功したから」だ。
なので、別に間違った事を言っているわけではない。
しかし、成功者は自分にとってその資格の必要性を知ってても、あなたにとっての必要性は分からない。
資格を取った方があなたの為になるかどうかは、未来になってみないと分からない。
未来なんて、絶対に分からないのだ。
「資格を取った方が良い可能性もあるし、無い可能性もある。」どちらの可能性も共存しているの。シュレーディンガーの猫のような話だ。
未来になってみないと、つまり蓋を開けてみないと分からないのだ。
「成功者にさえ分からない事なんて、どうやって決めれば良いのだ?」という事になるだろう。
そんな時は、インスピレーションに任せるしかない。
なんか最後の最後になって投げやりな結論に聞こえるかもしれないが、仕方がない。
分からない事は、インスピレーションに任せるしかない。
いくら理論的に考えて保証を見つけ、リスクヘッジが出来ているような選択も、どこかで反論が出てくる。
必ずどこかでインスピレーションに任せなければいけない瞬間が出てくるのだ。
「理論的に考える事を仕事にしている研究者はどうなんだよ?!」となるかも知れないが、研究者さえそうだ。
「この研究をすると、絶対に新しい物質を発見できる!」と理論的な説明している人も、最後の最後は直感に任せなければいけない瞬間があり、直感に任せた上で理論を話している。
資格の例でいうと、本当に資格が必要かどうかは分からない。
今ある情報で、資格を取るべきか取らないべきかの判断がつくなら良いが、判断付かなそうな場合は、インスピレーションに任せるしか無い。
その資格を取りたい気がするなら取れば良いし、本当は取りたくない気がするなら取らなければ良い。
そしてインスピレーションが、「取った方が良いな」となって、「取ろう!」と決めたのなら、「取るべき説」を思い切り信じてしまって良いのです!
まとめ
とまあ言い切りで書いてみました笑
なんで今回言い切りなのかというと、気分です笑
一応確認しておきます。これは決して、「資格を頑張って取れ!」とか、「資格はいらない」とか、資格云々の話ではありません。
ある部分からは、自分で決めるしか無いという話です。
うまくいく保証は外部にはありません。
自分を信じてしまうしかないんです。という話でした!